診療時間
平日 9:30~12:30
14:00~19:30
土曜 9:30~13:00
休診:日曜・祝祭日

症例紹介Cases

前の歯が出ているのが気になるのを改善したケース(非抜歯マウスピース矯正)

上の前歯の出具合、歯並びを治したい(歯はできるだけぬきたくない)との理由で来院された患者様です。診査させていただいた結果、抜歯を行わずに矯正はできるが、それが患者様の希望されているゴールとマッチングするかが課題でした。歯周病には大きな問題が無い状態でしたので、簡単な歯周病の治療を行い、その後、マウスピースによる矯正を試みた治療例です。

正面から見た口中の写真

上の前歯の捻れと出具合がきれいなり、下の前歯の歯並びと併せてきれいになりました。

Before

正面から見た口中の写真 Before

After

正面から見た口中の写真 After

上顎から見た口中の写真

歯並びのアーチが、治療前と比較して、改善しているのがわかります。

Before

上顎から見た口中の写真 Before

After

上顎から見た口中の写真 After

下顎から見た口中の写真

下の前歯の隙間も、上の前歯に併せてきれいな歯並びになりました。

Before

下顎から見た口中の写真 Before

After

下顎から見た口中の写真 After

口元を横から見た写真

一番気にされていた前歯の出具合も改善し、きれいな歯並びになり満足されました。

Before

口元を横から見た写真 Before

After

口元を横から見た写真 After

矯正治療には大きく分けると、歯を抜く、抜かない、ワイーヤーを利用した矯正、マウスピースを利用した矯正などがあります。それぞれに特徴があり、患者様の状態により向き不向きなどもあります。例えば、患者様が希望されるゴールには矯正治療そのものが難しい場合もありますし、マウスピース矯正が向かないケースもあります。よくご相談を受けるのが、歯を抜かずに矯正したいと言われる事が多いのですが、その場合は治療のゴールに妥協していただく場合があります。歯周病専門医の立場で考えると、歯を抜かないといけないケースを、歯を抜かずに矯正をすると、歯の根の距離が近くなり歯周病になりやすく、進行もし易いリスクが起こる事があります。また歯並びもご自身が希望されている状態より「出っ歯」になることがあります。もちろん、矯正治療の前に、虫歯がある場合や、歯周病がある場合は、その治療を行わないで歯を動かす矯正治療を行うと、状況を悪化させてしまう事が多々ありますので注意が必要です。この患者様は希望により非抜歯矯正(歯を抜かないで行う矯正治療)によるマウスピース矯正を行っています。奥歯のかみ合わせは極力変化させず矯正治療を終えることができました。主訴の上の前歯の出具合も、歯並びと併せてきれいになり、喜んでいただき治療を終えることができました。

治療期間
約1.5年
費用
約77万円
リスク
矯正治療は、歯ぐきが痩せる、顎が一時的に痛む、歯がしみる、噛み合わせが一時的に不安定になる、歯が予測通りに動きづらく、期間、費用がかかる、歯磨きがしづらく、治療期間中に虫歯になりやすいことがある、などがありますが、十分に確認しながら予防、対応しています。特にマウスピース矯正については、患者様がマウスピースを必要な時間をきちんとはめていただかないと、シュミレーション通りに動かない場合があり、期間が延びる可能性があります。

治療費、期間、リスクはあくまで参考(目安)であり、患者個々の状態により異なる場合があります。結果を保証するものではございませんので、必ず主治医と相談してください。

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